アジア開発銀行(ADB)は11日に発表した「アジア発展展望2018」の中で、「中国国内の堅調な消費と輸出成長、政府支出の安定により、中国は今年も引き続き成長の勢いを維持する。国内総生産(GDP)成長率は、6.6%に達する」と予想した。人民日報が伝えた。
同報告書は「賃金の高い伸び率、消費者の景況感の改善、政府の社会支出の増加により、消費は2018年の中国の経済成長を再び促進する。中国の消費中心型業界は2018年に好調ぶりを見せつける」と指摘した。
ADBの澤田康幸チーフエコノミストは、「中国政府は経済モデルチェンジの目標を達成する見通しで、これにより中国は消費・サービス駆動を中心とするエコノミーになる。全面的な財政・税制改革、特に所得税や社会保障費の面で、国家の収入拡大を促し、公共サービスに資金を提供し生産性を高める」と分析した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月12日
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