生態環境部は3日、「北京・天津・河北および周辺地域2017―2018年秋冬季大気汚染総合対策難関攻略行動計画」および大気汚染改善目標達成状況を発表し、北京・廊坊・保定など11都市の審査結果が優秀に達したと認められた。難関攻略行動の実施期間中、北京のPM2.5平均濃度は最も低く、その下降幅は、北京・天津・河北および周辺地域の大気汚染伝播ルート都市(「2+26」都市)のトップに立った。北京日報が伝えた。
〇北京・廊坊・天津のPM2.5平均濃度は最低レベルに
2017年10月から2018年3月までの期間、「2+26」都市における1立方メートルあたりPM2.5平均濃度は、前年同期比25%減の78マイクログラム、重汚染天気の日数は同55.4%減少、行動計画に掲げられた改善目標を大きく上回った。1立方メートルあたりPM2.5平均濃度が最も低かった3都市は、順に、北京(53マイクログラム)、廊坊(58マイクログラム)および天津(63マイクログラム)だった。一方、濃度が最も高かった3都市は、順に、邯鄲(102マイクログラム)、■台(■は刑のへんにおおざと、97マイクログラム)、安陽(96マイクログラム)。
改善幅から見ると、「2+26」都市のPM2.5平均濃度はいずれも前年同期比下降した。下降幅が最も大きかった都市は、順に、北京(44.2%)、石家荘(42.1%)、保定(39.7%)。一方下降幅が最も小さかったのは、順に、晋城(3.7%)、陽泉(12.2%)、邯鄲(15.7%)で、この3都市はいずれも行動計画に掲げられた改善目標を達成できなかった。
目標達成率からみると、PM2.5下降幅をめぐる目標達成率トップ6都市は順に、廊坊(220%)、徳州(211%)、保定(180%)、北京(177%)、新郷(170%)、石家荘(168%)だった。一方、目標達成率ワースト3都市は、順に、晋城(37%)、邯鄲(79%)、陽泉(81%)。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月4日
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