2008年5月12日に四川省アバ・チベット族チャン族自治州ブン川県(ブンはさんずいに文)で大地震が発生してから、今年で丸10年を迎える。同地震は、1949年に中国が建国されて以降、破壊力が最大で、死傷者数が最も多い地震となった。中でも震央となった映秀鎮は、被害が最も深刻な被災地だった。同地で唯一ほぼ完全な形で残った■口中学遺跡(■はさんずいに旋)は、地震の「目撃者」として記念される建物となっている。同地に行って初めに目に飛び込んでくるのは石でできた大きな時計で、地震が発生した午後2時28分を指している。地震で壊滅的被害を受けた映秀鎮は数年かけて再建され、現在では新しい家や病院、道路などを見ることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月14日
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