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アイスホッケー中国男女代表チームが2022年冬季五輪の出場枠確保

人民網日本語版 2018年05月18日16:19

国際アイスホッケー連盟(IIHF)はデンマーク・コペンハーゲンで北京時間17日、中国男女アイスホッケー代表チームが2022年冬季五輪に「開催国枠」として出場するという議案を全会一致で可決、通過させた。新華社が伝えた。

冬季五輪のアイスホッケー競技ではこれまで、参加国としての出場枠は設けられていなかったことから、実力が高いとはいえない中国男女代表チームが自国で開催される2022年冬季大会に出場できるか否かについては、ずっと疑問視されていた。

今年開催された平昌五輪において、IIHFのルネ・ファゼル会長は、「中国男女アイスホッケー代表チームの22年大会参加を認める計画ではあるが、IIHF総会にはかり、可決されることが条件となる」との見方を示した。

今回の総会で、中国男女アイスホッケー代表チームに開催国として2022年冬季五輪の出場枠を与える議案は、総数47票全票の賛成が得られた。この情報は、IIHF公式ウェブサイトですぐに発表された。発表されたコメントには、「現在、中国チームの世界ランキングは、男子が第33位、女子が第20位だ。男子チームは世界レベルの国際大会への出場経験はないが、女子チームはかつて、冬季五輪第4位(1998年長野大会)入賞という実績を持っている」と記されている。

国家スポーツ総局冬季スポーツ管理センターの副主任を務めた経験がある朱承翼氏は、「今回の決定は、中国アイスホッケー界に対するIIHFの絶大なる支持の賜物である。我々は、国際アイスホッケー界全体の中国に対する期待に決して背いてはならず、アイスホッケーの技術レベルを早急に高めるよう尽力しなければならない」とコメントした。

中国女子アイスホッケー代表チームの丁柏巍・主将は、「中国アイスホッケーチームの冬季五輪への出場は、ひとつの歴史的な出来事であると感じている。女子チームの出場は、2010年バンクーバー大会以来のことであり、中国アイスホッケーの影響力の高まりを反映する出来事でもある。中国代表として五輪で試合をすることは、私の以前からの夢だった。五輪という舞台に上がることを待ちきれない思いだ」と話した。

IIHFは、「2022年冬季五輪アイスホッケー出場枠に関する細則については、今後の総会での審議・通過を経て発表する」としている。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月18日

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