トレーニング中のアイスホッケー中国ユース代表
中国の習近平国家主席による初のチェコ公式訪問と時期を同じくして、年齢16歳以下の若手で構成されたアイスホッケー中国ユース代表チーム22人が、首都プラハのスパルタ・プラハアイスホッケークラブに赴き、トレーニングを受けている。人民日報が伝えた。
トレーニング会場で取材に応じたチェコ五輪委員会のJiri Kejval会長は、「中国のアイスホッケー選手とチェコのコーチとの『緊密な接触』は、今回が初めてであり、チェコ・中国両国のスポーツ交流・協力の始動を象徴しており、両国関係の良好な発展に新たな動力が加わった」とコメントした。
今回の遠征チームを率いる団長は、中国国家スポーツ総局冬季スポーツ管理センターの副センター長を務める中国アイスホッケー協会の王志利・副会長だ。王副会長は、「中国アイスホッケー協会は、2022年北京冬季オリンピックに照準を定め、完璧なトレーニング計画を完成させた。今回のチェコでのトレーニングは、その計画の重要な構成要素である。10日間にわたる今回の交流活動では、トレーニング以外に、2度にわたるチェコ・ユースチームとのアイスホッケー親善試合も予定に組み入れられている」と話した。
チェコ・アイスホッケー協会ユーストレーニング部のヘッドコーチを務めるPrerost Miroslav氏は、「スパルタ・プラハアイスホッケークラブは、チェコ国内の2大アイスホッケーチームのひとつだ。同倶楽部のトレーニング場は、チェコ国内でも最も環境が整ったアイスホッケーのトレーニング場であり、チェコの名選手の多くが軒並み、ここでトレーニングしている」と紹介した。