張立成さんの本業は警備輸送車のガードマンだが、熱狂的なマーベルファンでもある。なかでも一番のお気に入りはアイアンマンで、彼の影響で息子までマーベルファンになってしまったという。
そんな自分たち父子の夢をかなえるために、張さんはアイアンマンの戦闘用コスチュームを自作した。コスチュームは、5800個の部品からできており、部品一つ一つを磨き着色。張さんは完成までに4ヶ月という日数と5千元(約8万6千円)以上を費やした。しかしこれほどの手間をかけて作り上げたコスチュームだったにも関わらず、張さんのお腹まわりが「ややふくよか」だったため、コスチュームを着れないことが判明。そこで彼はダイエットを開始し、10キログラムの減量に見事に成功した。
張さんは、「他人の眼から見て、自分がアイアンマンに見えるかどうかは分からないが、少なくとも、息子にとって、私は立派なアイアンマンだと信じている」と話す。そんな万能な父親は、息子にとってまさに憧れのスーパーヒーローだといえるだろう。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月28日
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