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父親と息子が30年撮り続けた上半身裸の白黒写真が話題

人民網日本語版 2015年09月01日15:19
父親と息子が30年撮り続けた上半身裸の白黒写真が話題

画家の田軍さんが1986年から、息子の田里さんと30年間撮り続けた白黒の写真が微信(WeChat)で話題になっている。都市快報でも一部掲載されたことがあるその写真を見ると、二人とも上半身裸で、田里さんは赤ちゃんから大人の男性へ、田軍さんは、若者から中年の男性へと変化している。多くのネットユーザーは、「写真から伝わってくる感情と時間の移り変わりに感動する」と声を上げている。揚子晩報が都市快報の報道を引用して報じた。

田軍さんは現在、貴州師範大学美術学院の院長を務め、田里さんは北京映画学院を卒業して、北京でドラマ・映画の監督をしたり、脚本を手掛けたりしている。ネットユーザーらは、2人の写真を次々に転送し、多くの「いいね!」やコメントを寄せている。一方の2人は、「毎年、上半身裸の写真を一枚取るというのをなんとなく続けてきたため、特に意義を感じたことはない」としている。

世界的な写真コンクールの白黒写真部門で金賞を受賞したことがある写真家・馬良さんは、田さん2人の写真を見て感動。「上半身裸というのは、多分撮影した季節と関係があるのだろう。でも、とても内容が濃い。世俗的な物がなく、生命の本質に近い。そして、個人にこだわるのではなく、人類に目を向けさせ、とても美しく、価値が高い。記録されているのは、生命の継承、人類の継承だ」と大絶賛した。

「人民網日本語版」2015年9月1日

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