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5月27日より一部高速鉄道の「一等席」価格改定に

人民網日本語版 2018年05月25日16:21

5月27日から、一部高速鉄道の「一等席」の価格が改定される。中国鉄道総公司によると、同日より、鉄道輸送会社は乗車代金に関する法律法規に基づき、乗車の快適度と運営コストのギャップを十分考慮した上で、高速鉄道の一等席と二等席の価格差をより妥当なものとする目的で、一部路線の一等席乗車券価格を改定する。また、7月5日からは、最大35%の値下げを含む価格改定が行われる見通し。広州日報が伝えた。

ある消息筋によると、時速200~250キロで走行する全国高速鉄道の一等席価格がいずれも引き上げられ、値上げ幅は33%から35%となる。中国鉄道予約サイト「12306」の情報では、例えば、広州南駅と貴陽北駅を結ぶ貴広(貴陽―広州)高速鉄道の一等席価格は、27日から107元(1元は約17.2円)引き上げられる。5月25日時点で、広州南駅と貴陽北駅を結ぶD2804号の一等席価格は321元、広州南駅-貴州東駅のD1862号の一等席価格は317.5元だったことから、27日、広州南駅-貴陽北駅のD2804号の一等席価格は428元、広州南駅-貴州東駅のD1862号の一等席価格は423元、前者は33.3%、後者は33.2%の値上げとなる。広州南駅と南寧駅を結ぶ高速鉄道の一等席価格は68.5元、広州南-南寧東駅間の一等席は66.5元、それぞれ引き上げられる。27日から、広州南駅と重慶西駅を結ぶ高速鉄道の一等席価格は105.5元(20.2%)引き上げられるという点は、ネット上の情報と食い違っている。このほか、高速列車の一等席価格も変更され、広州南駅と重慶北駅を結ぶG1312号の一等席価格も9.88%上昇する。

また、7月5日より、開通して間もない合肥-武漢、武漢-宜昌、貴陽-広州、柳州-南寧、上海-南京、南京-杭州の6路線を走行する時速200~250キロメートルの高速鉄道の乗車券価格に対する合理化改定が行われ、公開価格を最高価格として、鉄道関連企業が、客流の状況、シーズン、時間帯、座席、区間に応じて、制限枠内で価格の調整を行うことが可能となり、最大値下げ幅は35%に達するとみられる。改定後の価格は、現行価格と比べると、値上げ・値下げどちらもある。鉄道関係者によると、7月の価格改定後、高速鉄道乗車券の公開価格について、年内の再変更は行われない見込みという。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月25日

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