今月5日午前、広東省広州市の市民・殷さんがスマホの微信(WeChat)を利用して、出産した男の子の赤ちゃんの電子版出産証明書を取得した。これは、広州市婦女児童医療センターが発行した中国初の電子版出生医学証明書だ。人民日報が報じた。
出生医学証明書取得のために長い列に並ばなければならない問題のほか、真偽の鑑定が困難、調査のために携帯しておくのは不便などの問題を解決するために、広東省衛生計画出産委員会は、広州市婦女児童医療センターを試験ポイントに指定して、電子版の出生医学証明書発行プロジェクトを実施している。同プロジェクトは信頼できる身分認識認証(実在する人物+実名の顔認証)を分娩前妊婦確認届、分娩後出生医学情報電子認証、クロスシステム情報共有、出生医学証明書申請のオンライン予約などに応用し、綿密な管理を実現した。また、電子版出産証明書はスマホを通して、オンラインで申請の予約を行い、オンラインとオフラインで並行して紙版の出産証明書と電子版の証明書を発行してもらうことができ、手続きに要する時間が短縮され、便宜性が向上した。電子版出産証明書を広東省内で使用する場合、紙版の出生医学証明書と同等の法的效力を有している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月6日
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