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香港地区で、痛風などの「W杯症候群」患者が増加

人民網日本語版 2018年07月11日10:47

香港地区在住で公共衛生医学が専門の江永明医師は、「最近、『W杯症候群』の患者が増えている。複数の男性はいずれも、片足飛びをするような状態で病院を訪れた。痛風を発症したのだ」と話した。このほか、「W杯開催期間中に診察を受けにくる患者は、普段の2~3割多い」と指摘する中医医師もいた。香港「大公報」の報道を引用して中国新聞網が伝えた。

江永明医師は、「血液には尿酸が含まれているが、W杯開催中は、TV観戦の傍ら、落花生やナッツなどの豆類を普段より多く食べ、また、飲酒量も増える人が多い。さらに睡眠不足が重なることで、血液内の尿酸値が高くなり、痛風を発症、足の指が赤く腫れあがるだけではなく、脚で地面を踏むと痛みさえ感じる。痛風に罹患した患者は、消炎剤を服用後、水を多めに飲むよう心がければ、病状が緩和される」と指摘した。

香港中医学会の林▲茵・副会長(▲は草かんむりの下に倍)は、「W杯開催中に病院を受診する人の多くは、夜更しを重ね、飲み過ぎたことで、『熱気』や『のぼせ』状態に陥り、口の乾き、喉の痛み、吹き出物や便秘などの症状が現れる。長時間座った状態で、ビールを飲み脂っこい食べ物を食べることで、症状がさらに悪化し、脾臓や胃が傷つき、便秘さらには痔の症状まで出ることもある」と話した。

林副会長は、「人気ナンバーワンのブラジル代表が出場した試合の時には、肝臓の気の巡りが滞り、イライラが募った人も少なくない。このような人は、口の苦み、口の乾き、ため息などの症状に見舞われる」と続けた。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年7月11日

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