ここ数年、中国でもイヌやネコをペットとして飼う人がかなり増えた。そして、家の中で「家族」の一員としてイヌやネコを飼う家庭も増えた。そのため、ペット関連の消費も爆発的に伸びている。中央テレビ網が報じた
統計によると、2017年、中国では全体の17%を占める5912万世帯がペットを飼っている。そして、中国のペット市場も1340億元(約2兆2512億円)規模に達している。
ペット関連の消費が爆発的成長
北京の繁華街である三里屯は、若者が集まり、ファッションや流行のランドマークとなっている。そして、そこで最近、ペット関連のショップが続々とオープンしている。猫カフェのほか、ペットのシャンプーをしてくれる店、トリミングショップ、ペット専用プール、さらに各種ペット用品を販売するペットショップなどがある。三里屯は最先端のファッションの街であるため、家賃は非常に高いことで知られるが、ペット関連のビジネスで利益を上げることはできるのだろうか?ターゲットとなっているのはどのような消費者なのだろう?
生活サービスプラットフォーム・美団や口コミサイト・大衆点評の統計によると、過去一年、中国でペットを飼っている人の平均支出額は6436元(約10万8100円)で、うち、ネコよりイヌに対する消費額のほうが1689元(約2万8400円)多かった。また、ペット関連の商品に対する消費額のほうが、ペット関連のサービスより3384元(約5万6800円)多かった。
上海で来場者が最も多いショッピングセンターで、3ヶ月間開催されたペット関連のイベントは、おしゃれな若い女性に大人気となった。創造性に富むその会場で、女性たちは写真を撮ったり、遊んだりして、何時間もそこで過ごすという。
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