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【独占インタビュー】笹川陽平会長、人材育むSylffプログラム基盤に更なる中日友好を (3)

人民網日本語版 2018年07月23日15:46

「笹川良一ヤング・リーダー奨学基金25周年記念式典」で挨拶する笹川陽平会長(6月30日、撮影・袁蒙)。

改革開放40周年は中日両国の友好発展の新たな転機に

改革開放40年間で、中国は外交や内政、社会環境などにおいて様々な変化が生じた。その変化の一部始終を目の当たりにしてきた笹川会長は、「ここ10数年で中国は目覚ましい変化を遂げ、人々の生活レベルが飛躍的に向上し、電気自動車などクリーンエネルギー分野においては中国が日本をすでに超えていると感じるほど。その発展スピードは世界でも非常にまれだ。また外交面も開放が進み、日中友好事業に取り組みやすい体制になってきていることは大変喜ばしい。これで日中の相互理解を深めるチャンスがさらに増えた。近年、多くの中国人が訪日観光し、日本文化に触れている一方で、日本人は中国の急速な発展の速さに理解が追い付いていないというのが現状」と語る。

笹川会長は、「政治的には今も溝が存在するが、日中両国の経済分野はすでに切っても切れない相互依存関係となっている。今後この関係をさらに深化させていくには、民間レベルでの相互理解の促進が必要不可欠。過去において中国は政策上、開放が不十分であったため、我々が日中交流の窓口となる必要があったが、姉妹都市の締結や文化交流を通じて、現在の日中関係にはすでに優れた基盤ができている。今後はこれをさらに発展させることが重要であり、両国民、特に若い世代の努力が必要となってくる」と話した。(文・洪東実)

「人民網日本語版」2018年7月23日


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