3.体重が減る
断定はできないものの、砂糖断ちの大きな副産物の一つに挙げられるのが「減量」だ。「糖分は栄養にならないだけでなく、グレリン(飢餓ホルモン)の働きを活発化させるため、食欲が刺激され、食べ過ぎたり、もう食べれないのに無理やり食べ物を口にしたりするようになる」とホープさん。
また、糖分の摂取はカロリーの増加にもつながる。1日当たりの糖分の推奨摂取量は30グラム。砂糖の消費量を制限すると、栄養のない無駄なカロリー摂取や、カロリーの過剰摂取を減らすことにもなる。
4.ぐっすり眠れる
糖分を多量に摂取すると、眠りのリズム調節に不可欠な脳内のメラトニンの分泌を遅らせることになる。また、睡眠不足は砂糖への欲求を強めるため、さらなる悪循環になる。
5.内臓がより健康になる
普段から多量の精糖を口にする人は、飽和脂肪酸を過剰に摂取し、食物繊維をあまり摂らない傾向がある。砂糖断ちをした場合、その分食物繊維の豊富な果物や野菜、ナッツなどを口にするようになり、内臓にも良い効果が期待できるという。
それらの食品は、内臓における健康な微生物叢の数を増やす働きがあるため、内臓を健康にする。さらに、毒素を排出し、蠕動運動(食べ物を消化するための消化器官の働き)を促し、食物が大腸を通過するのにかかる時間を減らす。
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