雛人形の前で足を止めて眺める見学者
18世紀の北京には、どのような職業があったのだろうか。展示品のうち、「老北京三百六十行画冊」がその答えを示している。全10冊には500種の職業が収録されている。農夫、漁師、露店経営者、旅商人、職人、清掃員、大道芸人などが描かれている。
同じく、江戸時代の東京のさまざまな職業も見ることができる。東京都江戸東京博物館収蔵の1890年に描かれた「浮世絵版近代職業大全」は、「老北京三百六十行画冊」と呼応し、興味深い。画策の左上から、キセル屋、小型収納具専売店、タバコ屋、それから店前の猿回しなどが並べられている。左下には桐油雨具店の風景があり、雨具が開いたように見えるのぼり旗が立てられている。
同特別展は10月7日まで開催される。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月16日
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