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31省区市の上半期GDP 平均以上が16ヶ所

人民網日本語版 2018年08月16日14:35

国家統計局がこのほど発表した今年上半期の全国31省・自治区・直轄市の国内総生産(GDP)データによると、各地で経済規模が緩やかに拡大し、新たなステージに突入したところも少なくないという。中国新聞網が伝えた。

広東省は引き続き首位に立ち、4兆6341億9300万元(1元は約16.0円)に達した。後に続いたのは江蘇省で、4兆4863億5200万元だった。上半期に4兆元を達成したのはこの両省だけだった。3位は山東省で、3兆9658億600万元と4兆元の大台まであと少しと迫り、3兆元台を唯一達成した。陝西省と江西省が1兆元を突破して、1兆元以上のところが前年同期の9ヶ所から11ヶ所に増えた。

各省区市のGDP規模を世界各国と比較すると、先進国に肩を並べるところが少なくない。「一国に相当する豊かさ」を達成したことになる。世界銀行が発表した2017年の各国のGDPデータに基づき、通貨換算して比較すると、広東の規模は世界13位のエコノミーであるオーストラリアを抜き、江蘇は14位のスペインと肩を並べ、山東は15位のメキシコに匹敵することがわかる。

▽16省区市のGDP増加率が全国平均を上回る

同局のデータによれば、速報値で計算すると上半期のGDPは41兆8961億元になり、比較可能な価格で計算すると前年同期比6.8%増加したという。

全国各地の上半期GDP増加率をみると、貴州省、西蔵(チベット)自治区、雲南省、江西省、陝西省、安徽省、福建省、四川省、河南省、湖北省、湖南省、寧夏回族自治区、浙江省、広東、江蘇、上海市の16ヶ所が全国平均を上回った。北京市と山西省は全国平均並みだった。貴州がとりわけ好調で、増加率は10%に達して全国トップとなり、2けたを維持した唯一の省区市にもなった。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年8月16日 

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