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23日は処暑、体力回復と乾燥対策になる食べ物紹介

人民網日本語版 2018年08月23日17:04

二十四節気の第14番目・処暑は、毎年8月23日前後におとずれ、これを境に暑さが峠を越えて少しずつ涼しくなる。中国新聞網が報じた。

民俗学者・王娟氏によると、健康を保つために、涼しくなってくると、肉が入った料理を食べて、夏に消耗した体力を補った方がよいという。

民俗専門家の高巍氏は、「一部の地域を除いて、まだまだ暑さが続いているため、暑さ対策も依然として必要だ」と指摘する。

秋旅行のシーズン突入

処暑を迎えると、少しずつ秋の雰囲気が漂い始める。また中国には、秋を迎える時期に旅行に出かける風習がある。

処暑の前後にある行事の多くは、先祖を供養したり秋を迎えたりすることと関係がある。伝統行事の中元節(今年は8月25日)とも近いため、灯篭流しなど、中元節を祝う行事もこの時期に行われる。

また、処暑の時期に鴨の肉を食べる風習もある。その理由は、鴨の肉にはあまみがあり、体の熱を冷ます作用もあるため、この時期に食べるのに適している。北京には処暑を迎えた日に百合鴨と呼ばれる料理を買って食べる風習がある。

たくさん食べたほうがいい食べ物と控えたほうがいい食べ物

「処暑」の時期は、空気が徐々乾燥していく。そのため乾燥によりダメージを受けやすい肺や胃をサポートする食物をたくさん摂る必要がある。夏に多くの人が好んで食べるスイカは、体を冷やす作用が強いため、この時期は控えめするか、全く食べないようにし、リンゴやナシ、ブドウといった果物をたくさん食べた方がよい。

また、秋の乾燥が次第に目立ってくる時期であるため、専門家はこの時期は体の余分な熱を取り除き、気持ちが落ち着くシロキクラゲやハスの実、ハチミツ、イシモチ、セロリ、ホウレンソウ、豆類、乳製品などをたくさん食べると良いとアドバイスしている。

それ以外にも、野菜や果物をたくさん摂ることで、乾燥を改善し、余分な熱を取り除き、便秘を解消することになり、健康を保ちやすいという。反対に炒めたり油で揚げたりする食品は、秋の乾燥から引き起こされる症状を深刻化させるため、控えめにした方がいいということだ。 (編集KN)

「人民網日本語版」2018 年8月23日

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