新入生3900人以上を迎え入れるため、北京航空航天大学は29日に顔認証登録をスタートさせた。人の手による新入生情報のチェックが必要なく、顔認証デバイスの前に立って足を止めるだけで、システムが会場で撮影された画像とデータバンク内の新入生の写真に基づき識別し、生体認証アルゴリズムにより直ちに学生の顔の画像をキャッチする。そして学生の情報を正確に識別し、入学手続きが数秒で完了する仕組みだ。北京日報が伝えた。
これまでは、学校が学生寮の割り当てを行っていたが、同校の馮如書院は今年の新入生入学前に、新入生による自由な割り当てと選択の通知を出した。すべての学生が微信(WeChat)グループ内の相互交流を通じて、性格の特徴、睡眠リズム、趣味や好み、習慣や飲食といった要素に基づき、同じクラス内で自由な組み合わせを行うことで、学生寮の割り当てを行っていくという。
この通知が出された後、自分で割り当てを選びたい人は微信グループ内でルームメイトを見つけ、特に希望がない学生については、学院がビッグデータアンケート調査結果に基づき学生寮の割り当てを行った。馮如書院の今年の新入生は507人で、うち95%以上が自ら学生寮を選択したという。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月30日
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