南方東英基金管理有限公司の丁晨総裁は、「近年、外資は、QFII、RQFII、港股通などを利用するようになっており、外資総量が中国市場で占める割合がどんどん高くなっている」とし、中国の資本市場は、投資家の構造が一層多様化する時代にいつの間にか突入していると指摘する。
そして、「中国の資本市場は形成されてそれほど時間が経っておらず、長期投資、紀律を好む投資家が中国で投資を実施すれば、中国の資本市場が一層良い方向に向かって発展することを促進する」との見方を示す。
その他、中国の資本市場の開放に継続的に関わっている企業も近年、その関わりを一層強化している。例えば、スイスユニオン銀行(UBS)は、中国で銀行、証券、資産管理の主要3業務を行っており、2年前には約500人だった従業員が今は1150人以上にまで増加している。
UBS証券の銭于軍・総経理は、「UBSは、中国の資本市場開放の益を最も早く受けた企業の一つ。MSCIの指数に盛り込まれたり、FTSEの指数に盛り込まれたりしているのは、中国の資本市場の開放度が高まっていることが原動力で、その開放度は今後も高まり続けるだろう」との見方を述べた。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年9月29日
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