外交部(外務省)の陸慷報道官は9日の定例記者会見で「中国側はかねてより内政不干渉の原則を堅持しており、米国の内政と選挙への干渉にも興味がない。中国側は、中国に対するいわれなき中傷と非難を止め、他国への内政干渉を止め、中米関係を損なう言行を止めるよう米側に忠告する」と表明した。
【記者】米国のリーダーは最近の演説で、米国の内政と選挙に干渉していると中国を非難した。王毅国務委員兼外交部長(外相)は8日、ポンペオ国務長官と会談した際、改めてこれに反論した。これについてコメントは。
【陸報道官】米国のリーダーによるいわれなき非難に対して、中国側は初めから立場を表明し、これが全く根拠のないもので、受け入れられないことを指摘してきた。王部長は8日ポンペオ米国務長官と会談した際「この事において、中国側は公明正大で、心にやましいところがない」と強調した。
(中国メディアが米地方メディアの有料広告紙面に記事を掲載したことを「米国への内政干渉」とする米側の主張について)これは中国メディアと米メディアによる合法的で正常な協力であり、米国の法律に違反しているわけでもない。多くの外国メディアもそのようにしている。中米間の正常な交流や協力を米国の内政と選挙への干渉と言いなすのは、全く成り立たない。米国のメディアと各界の識者でさえも、米国のリーダーによるこうした非難を理解しがたく、荒唐の極みだと考えている。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月10日
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