宇宙遠洋観測船「遠望7号」がインド洋で任務を単独遂行

酒泉衛星発射センターは9日10時43分、長征2号丙ロケットと遠征1号S遥1ロケットを使い、遥感32号01組の衛星を打ち上げた。中国衛星海上観測・制御部が発表した情報によると、宇宙遠洋観測船「遠望7号」がインド洋の予定の海域で、今回の衛星打ち上げの海上観測・制御任務を単独遂行した。同船がインド洋で任務を遂行するのは今回が初。科技日報が伝えた。

ロケットが離陸してから十数分後、目標は予定通り遠望7号の観測・制御の「視界」に入った。観測・制御システムは直ちに捕捉・追跡し、関連データ処理、状態監視、情報交換を行い、海上観測・制御任務を順調に完了した。

情報によると、遠望7号は2016年7月に遠望号船隊に加わってから、天舟1号や神舟11号を含む13回の海上観測・制御任務を順調に完了している。遠望7号は今年8月中旬に再出港し、北斗3号衛星の観測・制御任務を2回完了し、その後直ちに約3400カイリを航行しインド洋に入り、遥感32号01組衛星の観測・制御を行った。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年10月10日