税関総署、農業農村部(省)はこのほど発表した公告によると、ブルガリア、日本、ベルギーで豚コレラが発生したことを受けて、中国は国内での発生を予防するため、この3ヶ国からの豚、イノシシ、関連製品の直接輸入・間接輸入を禁止し、3ヶ国からの同製品に対する「入境動植物検疫許可証」の発行を停止し、すでに発行された「許可証」は取り消すことが分かった。「北京青年報」が伝えた。
8月31日、ブルガリアは国際獣疫事務局(OIE)に緊急通報を出して、同国ヴァルナ州でイノシシにアフリカ豚コレラ(ASF)が発生したことを明らかにした。9月9日には、日本の岐阜県で典型的な豚コレラが発生。9月14日には、ベルギーもOIEへの緊急通報を出し、同国で2件のASFが発生したことを明らかにした。
中国牧畜産業の安全を保護し、豚コレラの発生を予防するため、同総署と同部は関係法律・法規の規定に基づいて公告を発表し、3ヶ国からの豚、イノシシ、関連製品の直接輸入・間接輸入を禁止し、3ヶ国からの同製品に対する「入境動植物検疫許可証」の発行を停止し、すでに発行された「許可証」は取り消すことを明らかにした。公告が発表された日以降に輸送された3ヶ国からの豚、イノシシ、関連製品は、一律に返品処理または廃棄処分が行われる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月10日
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