一方で、多くの同業者や新手のライバルたちが既存のベーカリー市場のパイを分配しようと考え始めた。同じく以前からあるベーカリーブランド・面包新語が最近、ブランド戦略の調整を行い、軽食をラインナップに加えたほか、喜茶や奈雪などの新興茶飲料ブランドも「お茶プラスパン」というスタイルを打ち出した。
北京商業経済学会の頼陽・常務副会長は、「消費バージョンアップにともない、ベーカリー商品は徐々に生活スタイルの一部になっていき、ベーカリーブランドが目下直面するのは複合的な競争だ。一方で、ブランドには商品を豊富に取りそろえて消費者を満足させる必要があり、消費の種類が豊富になればよく売れる商品とあまり売れない商品が生まれるのは当然のことで、坪あたり単価が低くなる。また一方で、ますます多くの企業がモデルの刷新を進め、独自のベーカリー技術、EC人気ブランドなどを打ち出し、これが既存のベーカリーブランドには大きな打撃になる。新規参入者の挑戦、消費ニーズの高度化に直面して、企業には主体的に消費シーンの高度化をはかり、商品の競争力を絶えず刷新することが求められる。たとえばコンビニと手を組めば、運営コストが大幅に低下する」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月1日
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