国家統計局が9日に発表したデータによると、今年10月の全国の消費者物価指数(CPI)は前年同期比2.5%上昇し、前月比は0.2%上昇だった。人民網が伝えた。
前年同期比では、CPIは2.5%上昇し、上昇幅は前月並みだった。このうち都市部は2.5%上昇、農村部は2.6%上昇、食品価格は3.3%上昇、非食品価格は2.4%上昇、消費財価格は2.8%上昇、サービス価格は2.1%上昇だった。1〜10月の平均CPIは前年同期を2.1%上回った。
前月比では、CPIは0.2%上昇し、上昇幅は前月より0.5%低下した。このうち都市部は0.2%上昇、農村部は0.2%上昇、食品価格は同0.3%低下、非食品価格は0.3%上昇、消費財価格は0.3%上昇、サービス価格は前月並みだった。
同局都市社会経済調査司の縄国慶シニア統計家は、「食品価格が上昇から低下に転じたことが、CPIの前月比上昇幅が縮小した主な原因。非食品のうち、ガソリン、ディーゼルオイル、石炭、液化天然ガス(LNG)などエネルギー価格が上昇し、ガソリンは4.2%上昇、ディーゼルオイルは4.7%上昇、石炭は2.9%上昇、LNGは1.8%上昇した。この4品目を合わせてCPIの上昇に約0.12ポイント寄与した。また衣類価格も約0.06ポイント寄与した。一方、航空券・旅行価格はCPIを約0.04ポイント引き下げた」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月9日
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