中国気象局国家気候センターと生態環境部中国環境モニタリング総ステーションはこのほど、2018年11月後半から2019年2月にかけての気候傾向と大気汚染拡散気象条件をめぐる協議の場を設けた。協議の結果、北京・天津・河北エリアの大気汚染拡散条件は、過去十年間の平均値に近づき、昨年より希薄となる見込みであることが判明した。北京晨報が伝えた。
11月16日から30日まで、全国の気温分布は、「西部が冷え込み、東部が暖かくなる」と予想される。新疆維吾爾(ウイグル)自治区、西北地区、西南地区北部、華南地区西部各地の気温は、平年並みかやや低く、他のほとんどの地域では、平年並みかやや高くなる見込み。降水量については、「南部が多く北部が少ない」見通しで、華南地区の大部分、西南地区東部、西北地区西部の降水量は、平年並みかやや多くなると予想される。
2018年12月から2019年2月まで、全国のほとんどの地域では、平年並みかやや高い気温となる見通しだが、季節ごとの寒暖差がかなり大きく、冬の前半は比較的寒く、後半になると暖かくなる見込み。2018年11月後半は、寒気団の動きが活発となる影響を受けると予想される。北京・天津・河北エリアの気温は平年並みで、降水量は2割から5割少なくなり、大気汚染の拡散条件は過去十年間の平均値に近づき、昨年より希薄となる見込み。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年11月16日
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