中国教育部(省)はこのほど雲南省、西蔵(チベット)自治区、青海省などの中・西部10省区を組織して高校段階における教育の普及と難関攻略活動座談会を開催した。直面する突出した問題や困難を掘り下げて検討し、今後の活動のアプローチを明確にするのが目的だ。教育部の朱之文副部長(党組織メンバー)が会議に出席し、講演を行った。中国放送網が伝えた。
朱副部長は、「教育部は高校段階の教育の普及を第13次五ヶ年計画の実施における重点活動の一つと考えている。現在から2020年まではあと2年ほどしかなく、決心を固め、全力で取り組んで難関を克服しなければ、普及の目標を予定通り達成することは確保できない。さらに認識を高めなければならない。20年に高校教育の普及を達成することは、中国が全世界に向けて行った厳粛な約束であり、党中央と国務院が打ち出した重大な計画であり、国民の切実な利益に関わる重大な国民生活プロジェクトであり、合格できる回答を出さなくてはならない。普及と難関攻略の中核目標と重点任務に焦点を絞らなければならない。2020年には全国、各省(自治区、直轄市)の高校段階の教育の粗就学率が90%に達しなければならない。高校の教育内容の発展を推進し、教育の質を引き上げ、高校教育の魅力を高めなければならない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月29日
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