「殲10C」「殲16」「殲20」の新型戦闘機3機種が同時に収まった写真が最近注目された。中国が独自開発した第4世代ステルス戦闘機「殲20」は、第12回中国国際航空宇宙博覧会で初めて4機編隊で登場した。軍事専門家の杜文龍氏はメディアの取材に「殲20はその卓越したステルス性能によって、敵の隙間のない防空システムに切れ目を入れることができる。将来的に殲20は全ての空中プラットフォームと組み合わせて、中国軍の空中攻撃能力をさらに発展させることができる」と指摘した。
杜氏は「現在各国はいずれも多層的で隙間のない防空システムを持っている。非ステルス兵器で敵の陣地を叩くのは極めて難しく、殲20というステルス兵器によって、こうした隙間のない防空システムに切れ目を入れることができる。また、殲20は単独で行動するだけでなく、他の軍用機と合同作戦を実施することもできる。殲10C、殲16と組み合わせるだけでなく、轟6Kなど他の軍用機も加えて、高度な作戦システムを形成できる」と指摘。
杜氏はさらに「空軍の各種兵器との合同作戦の他に、殲20は軍種を跨いでどの空中プラットフォームとも組み合わせ、中国軍の空中攻撃能力を一層発展させることができる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月7日
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