「中国はどこから来て、どこに向かうのか」という問題を世界に解き明かすため、国内外の著名専門家が編纂に携わったシリーズ書籍「読んでわかる中国」の出版と同名テレビ番組の放映スタートを記念するセレモニーが16日、北京で開かれた。人民日報が報じた。
中国共産党中央委員会宣伝部の蒋建国副部長は挨拶の中で、「『読んで分かる中国』シリーズ書籍とテレビ番組は、文字による解説と映像による展示の相互補完作用によって、歴史的な変革と偉大な復興への道を歩む中国を様々な角度から読み解いており、国際社会が『中国を読んで理解する』上で重要な意義を備えている」とした。
編者の一人である日本国際貿易促進協会の河野洋平会長は自らが著した「我眼中的中国(私が見た中国)」の概要について紹介し、「書籍やテレビ番組は、両国国民の相互理解を増進し、両国関係のより良い発展に役立つと確信している」とした。
中国科学院の白春礼院長は、シリーズ書籍『読んでわかる中国』の科学技術分野における紹介の意義の重要さについて語り、「新中国成立後、特に改革開放から40年間にわたり、中国の科学技術革新レベルは向上し続けてきた。今回のシリーズ書籍は、『中国のストーリーを語る』ことを通じて、国内外の読者が中国の全方位的な発展について理解する上で重要な拠り所となるだろう」としている。
シリーズ書籍「読んでわかる中国」は、中国外文局と国家イノベーション・発展戦略研究会が共同で企画・編纂し、外文出版社が、中国語と英語の2ヶ国語版で全世界に向けて出版。シリーズ第一集34冊はすでに出版されており、鄭必堅、王蒙、白春礼、解振華、陳錫文、李君如ら著名研究者が編纂作業に携わっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年12月17日
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