第七回「シルクロードの著名記者、中国を行く」記者団がこのほど、新疆ウイグル自治区ウルムチ市にある新疆ウイグル自治区イスラム教経学院を訪れました。この学院はイスラム教の教職員を養成する最高学府です。「一帯一路」沿線のトルコ、エジプト、アフガニスタン、パキスタン、バングラデシュ、スリランカなど6カ国から訪れた記者らは、交流を通じて、中国の信仰の自由に関する政策について直観的な理解を深めました。
トルコATVの記者クルチャイ氏は、「非常にきれいなキャンパスで、近代的な施設がある。重要なのは学生たちがコーランを読んでいることだ。非常に希望を感じる学校だと感じた」と述べました。
学校には大きなモスクが建てられています。これは、自治区政府が学生たちの普段の宗教活動のために建設したものです。寺院では、記者たちが経学院のアブドゥリクフ・トムニヤズ学長と様々な話題について交流を行いました。アブドゥリクフ・トムニヤズ学長は、「中国政府は、国民の信仰の自由と権利を保障することを憲法に盛り込み、信仰の自由を保護する法律と規定を制定している。目的は法の下に宗教を信仰する人々の正常な宗教活動を保障することにある。また、中国政府は、宗教を信じる人と信じない人が互いに尊重し合い、睦まじく付き合うことを提唱している。中国政府は、政教分離を実行しており、いかなる宗教も憲法と法律の限度を超えて活動することはできず、いかなる宗教も国家の行政、司法、教育、婚姻などの職能の実施に干渉することが許されない」と述べて、外界が関心を寄せる中国の宗教信仰の自由についての問題に答えました。(玉華、む)
新疆イスラム教経学院の講義棟
学院の五年制クラスの学生
授業中の教師
学院に敷設されているモスク
トルコATVの記者クルチャイ氏の取材を受けるアブドゥリクフ・トムニヤズ学長
中国国際放送局より 2019年1月17日
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