広東省珠海市公安局はこのほど、「華藏法門」(別名「華藏宗門」)と呼ばれる違法な宗教組織を摘発したことを明らかにした。捜査対象者は60人以上で、複数の活動拠点を捜査。宣伝用の物品などを押収した。公安機関の初期捜査では、同省掲陽市恵来県出身の教祖・呉(47)が1990年代に立ちあげた同組織は、「華藏心法」と呼ばれる邪説を唱え、詐欺や強姦などの違法行為をしていた疑いがあり、法律に基づいて15人が刑事拘留された。人民日報海外版が報じた。
呉は、「自分は仏教88世、禅宗32代、曹洞宗51世の奥義を伝える『大日如来(だいにちにょらい)』の化身」と神格化。信者を騙していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月6日