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中国のドラマや映画が東南アジアで放送されて大ヒット (2)

人民網日本語版 2019年01月22日15:30

中国の経済発展が、映画・ドラマ産業の繁栄を後押しし、映画・ドラマが経済、社会の発展を記録している。東南アジアの人々は映画・ドラマを通して、中国の映画・ドラマ産業の発展を目にし、中国社会の大きな変化を垣間見ている。

ベトナムの漢学者・傅氏梅氏は取材に対して、「1990年代、中国で大ヒットしたドラマ『渇望』がベトナムで放送されると、多くの人が共感を覚えた。現在、『金太郎的幸福生活』、『小丈夫』など、中国の今の人々の生活や今の時代を表す要素があふれたドラマが、ベトナムの各テレビ局で放送されている。どのドラマでも、特定の時代のシンボルが描かれ、中国の国民が、まず衣食に満ち足り、ややゆとりのある生活ができるようになり、そして、さらに素晴らしい生活を送ることができるよう奮闘する姿が記録されている」と語った。

中国と東南アジア諸国の合作映画・ドラマも成功を収めている。例えば、中国とベトナムの合作コメディ映画「ロスト・イン・ベトナム」は、中国人とベトナム人のカップルの感動のラブストーリーを描き、両国の民間友好交流が盛んであることを反映していた。中国とシンガポールの合作ドラマ「小娘惹」も間もなくクランクインする計画だ。

シンガポールのパフォーマンスアーティスト・蔡曙鵬氏は、「外国人が中国映画・ドラマを見るというのは、異なる文化に触れるということ。映画・ドラマを通してみることのできる価値観と、自分の価値観が似ていると、外国人は共感を覚えやすい」と指摘する。ミャンマーの大学生・蘇さんは取材に対して、「ドラマ『歓楽頌(Ode to Joy)」』に登場する女性はいろいろな問題に直面するものの、めげることなく、解決策を見つける。一生懸命頑張りさえすれば、素晴らしい未来の扉が開き、向上に努めさえすれば、自身をさらに進歩させてくれる。このようなメッセージは、中国の若者だけでなく、私たちベトナムの若者にとっても助けとなる」と話した。

そして、「中国にはハイテクだけでなく、人間味があり、アットホームな物語もある。東南アジアの人々は今、映画・ドラマを通して、共鳴できる中国の物語に触れ、リアルな中国を立体的、網羅的に知ることができている」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年1月22日 


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