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中国のドラマや映画が東南アジアで放送されて大ヒット

人民網日本語版 2019年01月22日15:30

「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」

近年、「花千骨~舞い散る運命、永遠の誓い~(原題:花千骨)」や「宮廷女官 若曦(原題:歩歩驚心)」、「宮廷の諍い女(原題:後宮甄嬛伝)」といった中国ドラマが海外に進出し、東南アジアでは大ヒットしている。昨年も、世界中のネットユーザーから注目を集め、ドラマランキングでトップになった「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~(原題:延禧攻略)」は、ベトナムやタイなどの東南アジアの国で大ヒットした。これは、中国ドラマの東南アジア進出の縮図と言えるだろう。人民日報が報じた。

ベトナムの一部のオンラインプラットフォームは近年、中国映画・ドラマの現地での再生回数に基づいて中国の俳優・女優の人気ランキングをまとめている。中国映画・ドラマが人気となるにつれ、中国で売り出し中の俳優・女優が今、ベトナムの若者の間で「アイドル」的存在となっている。

中国映画・ドラマはフィリピンでも人気となっている。2018年、多数の中国映画・ドラマがフィリピンで放送され、高視聴率を記録するなど、大きな話題となった。例えば、ドラマ「鶏毛飛上天(Feather fly)」はフィリピンの国営テレビ・PTV4で3ヶ月間放送され、平均視聴率は15%に達する人気に。同ドラマは、中国ドラマを初めてフィリピン語に吹き替えて放送された。

またフィリピンで最も大きな影響力を誇る民放テレビ・ABS—CBNは、「致我們単純的小美好(A love so beautiful)」の版権を購入した。ABS—CBNで放送される初めての中国現代ドラマとなったこのドラマの視聴率は最高15.9%に達っした。この人気を受けて、ABS—CBNは積極的に中国の映画・ドラマ制作会社と、ウィンウィンの提携ができる機会を探すようになっている。

「鶏毛飛上天」のインドネシア語版は、インドネシアの国営テレビでも放送され、好評を博した。国営テレビの局長は、「同局は、インドネシアの視聴者が中国について知るための窓口となった」と述べた。


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