今年10月から日本では消費税が8%から10%に引き上げられる。消費税の増税は14年4月以来5年半ぶりとなる。現在、日本では増税前に生活必需品を購入しておこうという心理が働き、住宅購入ブームが起きている。
東京で飲食店を経営している加藤さんには最近男の子ができた。一家3人がもっと便利に生活できるように、加藤さんは自分の店の近くに4部屋ある一軒家を購入することを決めた。消費税がもうすぐ上がるため、加藤さんは今のうちに家を購入しておこうと、最近10数軒の物件を見学したという。加藤さんと同じように考える日本人は少なくない。東京の近郊のある不動産仲介会社には最近、週末になると、住宅購入に関する問い合わせが殺到しているという。関連の規定によると、消費税8%で住宅を購入するには、今年3月31日までに請負契約を済ませるか、9 月30日までに不動産の「引渡し」を受けることが条件となる。
増税前の住宅購入ブームに合わせて、日本のデベロッパーは、不動産建設に集中的に力を入れている。例えば、東京が今月発表した昨年11月の住宅着工統計によると、分譲住宅は前年同期比70%増の6953戸だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年1月24日
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