国家能源(エネルギー)局への12日の取材によると、中国の石炭火力発電超低排出・省エネ改造第13次五カ年計画総量目標任務は、2年間前倒しで達成した。すでに世界最大のクリーン石炭火力発電供給体系を完成させた。新華社が伝えた。
中国の石炭のクリーンな利用を推進し、石炭火力発電業界の高効率・クリーンな発展を実現するため、中国は2014年より石炭火力発電超低排出・省エネ改造プロジェクトに本腰を入れている。2018年第3四半期末現在、中国の石炭火力発電装置の超低排出改造量は7億kW以上に達しており、5億8000万kWという総量改造目標を前倒しで達成した。さらに新設超低排出石炭火力発電装置を加えると、中国の超低排出規制値を下回る石炭火力発電装置は7億5000万kW以上に達している。省エネ改造量は6億5000万kWで、うち第13次五カ年計画期間の改造量は3億5000万kWで、3億4000万kWという改造目標を前倒しで達成した。
超低排出・省エネ改造により、中国の石炭火力発電業界の二酸化硫黄、窒素酸化物、煙塵の年間排出量は2014年より大幅に減少しており、給電用の標準的な石炭利用量も減少傾向を示している。石炭火力発電は安全でクリーンで効率的で信頼性の高い電力を提供し、フレキシブルな調整能力を持つ基礎的電力源になりつつある。エネルギーのクリーンな発展を力強く促し、大気汚染対策に重要な貢献を成し遂げている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年2月13日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn