中国国家エネルギー局新エネ・再生可能エネルギー司の李創軍副司長は28日、中国の昨年の再生エネルギー発展状況を紹介した際に明らかにしたところによると、昨年末現在の中国の再生可能エネルギー発電設備容量は、前年比12%増の7億2800万kWに達し、そのすべての発電設備容量に占める割合は1.7ポイント増の38.3%にのぼった。再生可能エネルギーによるクリーンエネルギー代替効果が日増しに顕著になっている。科技日報が伝えた。
李氏によると、中国の再生可能エネルギーの発展は数の拡大から質の向上に転じている。昨年は再生可能エネルギーの利用率が大幅に上昇し、水力・風力・太陽光発電の電力が無駄になる状況が大幅に改善された。昨年末まで、全国の水力発電設備容量は2.5%増の3億5200万kW、風力発電は12.4%増の1億8400万kW、太陽光発電は34%増の1億7400万kW、バイオマス発電は20.7%増の1781万kW。昨年通年の再生可能エネルギー発電量は約1700億kWh増の1兆8700億kWh。再生可能エネルギーがすべての発電量に占める割合は0.2ポイント増の26.7%。うち水力発電は3.2%増の1兆2000億kWh、風力発電は20%増の3660億kWh、太陽光発電は50%増の1775億kWh、バイオマス発電は14%増の906億kWh。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn