海外ユーザーはゲームを通じて中国文化を理解
ゲームの輸出は、経済的価値を生み出すだけでなく、それ以上に文化的価値をも生み出す。
ゲーマーの李佳■(品の口が金)さんは、「子どもの頃、日本のRPGが好きで、それで日本で流行している音楽が好きになり、尺八とか太鼓といった日本の伝統楽器のことも知るようになった」と話す。唐広宇さんは「アサシン クリード」でエジプト文化に詳しくなり、鄭成さんは「ウォークラフト」でギリシャ神話の怪物グリフォンを知ったという……ゲームは多くの80後(1980年代生まれ)や90後(1990年代生まれ)にとって、外国文化を理解する窓口の一つだ。
中国産ゲームの「盛んな」海外進出にともない、ますます多くの海外ユーザーがゲームを通じて中国文化を理解するようになった。網易の「卒土之浜」は日本でブームになり、大勢の日本のゲーマーが中国の古典を勉強するようになり、さらには詩のコンテストを始めたり、三国時代の歴史を語るチャンネルを開設したりしている。ゲームは今や、中国文化の海外進出を後押しする重要産業の1つだ。
モバイルゲーム企業家連盟(MGEA)の韓志海事務局長は、「中国ゲーム産業は弱から強へと進み、一連の質の高い企業と作品が登場し、中国の大勢のゲーマーたちのますます高まるニーズに応えるだけでなく、海外に輸出され、中華文化の海外への伝播も促進している」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月5日
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