冬が終盤を迎え、大地が蘇る春の足音が確実に近づいている。気温が少しずつ上がるにつれて、中国各地では春の気配がますます感じられるようになり、花の季節がやってきた。ここではそんな満開の花と列車の織りなす春の景色を見ていこう。中央テレビニュースが報じた。
重慶市
重慶レール交通2号線沿いでは、美人梅の花が競うように咲き誇り、その花の間を列車が走り抜けるシーンは、まるで童話の世界のようで、必見の撮影スポットとなっている。
浙江省杭州市
杭州市の凱旋路と鳳起路の交差点にある鉄道橋沿いに植えられている梅の木が現在、満開を迎えている。そして、「春へと向かう」列車が通るたびに、多くの人が「梅の花」と「列車」がコラボレーションする絶景をカメラに収めている。
雲南省
中国鉄路昆明局集団が運行する昆明‐威舎を結ぶ観光列車・Y766号に乗ると、羅平県の菜の花畑を鑑賞しに行くことができる。この観光列車は主にツアー客がターゲットで、観光客は2泊3日の「菜の花畑を楽しむ旅行」を満喫することができる。
四川省
毎年この時期になると、世界でも数少ない現役の蒸気機関車である嘉陽SLが煙をモクモク上げながら、沿線の黄色い絨毯のような菜の花畑の中を走り抜ける一年で最も美しい景色が広がる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月2日