寒気の勢いもすでに弱まっており、今月3日から7日にかけて、中国のほとんどの地域で気温がグッと上がりそうだ。一部の地域では気温が6度から12度ほど上がり、東北エリアでは局地的に約15度上がると予想されている。多くの地域で、今年の最高気温を記録しそうだ。
広西壮(チワン)族自治区南寧市で最近満開を迎えたキバナノウゼンの花。
気温が高まり、春の足音が一気に近づいてきている。今回の気温上昇に伴い、「春前線」は華北平原にまで北上し、河北省石家荘などの地域にも春が訪れて、ぽかぽか陽気になりそうだ。
また北京市の気温も一気に上がりそうだ。北京市の3日の予想最高気温は18度で、春の気配が一気に高まる。3日から10日にかけて、北京市の日中の予想最高気温は17度から18度で、最低気温も0度から4度へと少しずつ上がると予想されている。観象台の3月上旬のこれまでの平均気温は4.7度であるため、天気予報からすると、今年はそれを大幅に上回ることになりそうだ。
ただ、日中の気温はグッと上がるものの、朝晩の気温は依然として低く、今後1週間、中国のほとんどの地域では、日中と朝晩の気温差が10度から15度ほどとなりそうだ。例えば、3日、山西省太原市では気温差が19度に達すると予想されている。朝晩に外出する際は、風邪をひかないように、暖かい服装を心掛けよう。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月2日