まるで神!中国のリッチなイケメンスターたち (2)
■ブルネイの貴公子 呉尊
ブルネイから来たプリンス・呉尊(ウー・ズン)は、家族が大規模な事業を手がけており、その権力と財力はブルネイでも1位2位を争う。しかし、呉尊は決して家の名声と権力を利用して自らを宣伝するようなことはせず、自分の努力で多くの若者たちのアイドルとなった。王子様のような整った顔に、優雅で気品のある立ち振る舞いに、どれだけ多くの女性が夢中になったことか。
呉尊は、もともとブルネイにフィットネスジムをオープンしたが、その後、友達から紹介されて台湾の伊林モデル会社のモデルとなった。後に、偶然に台湾の製作会社・可米の製作スタッフにスカウトされ、「東京ジュリエット」を撮影し、正式にデビュー。それから、アイドルグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」のメンバーとなり、現在はすでに映画、テレビ、歌の3つの分野で不動の人気スターとなった。
呉尊がブルネイで住むKgRimba地区は、景色が美しい閑静な環境にあり、緑が多く、住宅が少ない。呉尊の父親はもともと不動産業を経営していたこともあり、生活を楽しむことをよく知っている。まるで王宮のような大邸宅で、非常にセキュリティーが厳しく、多くの防犯カメラや警備員が配置されている。呉尊の父親・呉景添氏はブルネイの不動産会社を経営している地元の大地主。伯父・呉景進氏は呉福自動車会社というブルネイ屈指の自動車販売代理店を設立し、毎年の売り上げは全国の3分の1にも達するという。地元の金門建築の創業者である別の伯父は、「ブルネイ時報」の会長の1人でもあり、ブルネイ10大富豪の1人というまさしくセレブ一家だ。
小さい頃から商売に親しんできた呉尊は、19歳の時にブルネイでカフェ店と卓球室を起業した。メニューすべてを自らデザインするなど精力を注ぎ込んだが、残念なことに台湾での芸能界活動に追われ、時間がなくなってしまいほかの人に権利を売ったという。父親の影響で商売をするのが好きなのかと聞くと、呉尊は笑いながら「わからないけど、多分そうなのでしょう。実は貯金をするのが好きなんです。もともと自分は人生をすごく楽しみたい人で、同時にすごく早くから将来の人生設計を描いてきた。だから今は必死でお金を貯めたいので、もっとハードでも大丈夫。でも、投資については一つポリシーがあって、わからないことは絶対にしないようにしている」と語った。