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中国が初めてラバト国際映画祭の名誉招待国に

 第19回ラバト国際映画祭が27日、モロッコ・ラバトのムハマンド5世劇場で開幕した。中国が初めて名誉招待国として参加し、中国映画5本が上映される。新華網が伝えた。

 黄真真(ホアン・チェンチェン)監督の「被tou走的那五年」(盗まれたその5年)が映画賞で受賞を狙う。「額吉」(日本語訳「我が大草原の母」)、「索道医生」(Cableway Doctor)、「万箭穿心」(日本語訳「風水」)、「飛越老人院」(老人ホームを飛びだして)の4作品が上映される。

 同映画祭組織委員会の主席は、これまで中国は何度も同映画祭に参加してきたが、名誉招待国として参加するのは初めてである、ますます多くのモロッコの観客が中国映画を好きになることを希望すると述べた。また中国の上海国際映画祭とパートナーシップを結びたいと語った。

 在モロッコ中国大使館の李克明文化参事官は、「中国とモロッコ両国の映画界の交流と協力の強化は双方の希望であり、今後もより多くのモロッコの映画が中国で開催される映画祭に参加し、優れた作品を中国の観客に届けて欲しい」と語った。

 映画祭期間中、駐モロッコ中国大使館はメイン会場のムハマンド5世劇場で「美しい中国」写真展も開催する。

 今回の映画祭は「全体的な発展に寄与する映画」というテーマで、仏のジャン=ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)監督が審査委員会委員長をつとめ、10月5日に閉幕する。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年9月29日

 

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