ポリス・ストーリーの最新作、UFCばりのオクタゴンケージを使用
成龍(ジャッキー・チェン)が10年ぶりにポリス・ストーリーの最新作を撮影した。新作「警察故事2013」は12月24日に公開され、再び年末年始の興業収入争いに参戦する。20日には、映画のスチール写真が公開された。新華網が伝えた。
◆香港島より巨大なロケ地
同作品は北京市の首鋼老工業区をロケ地として選択した。40数日間をかけて、古い工業区の荒れ果てた鉄の林の中に、ワイルドなバーのある街が建設された。丁晟監督は完成されたロケ地の迫力に満足し、「私はワイルドでハードボイルドなものが好きで、北京798芸術区に類似する首鋼工業区のような工業遺産を目にするとワクワクさせられる。私が想像していたよりも雄壮だった。70−80メートルに達する長方形型の鉄の建築物は理想的な枠組みで、コストを惜しまず完璧に作りこんだ。パイプやボイラー室はすべてバーの設備と部屋に改築され、非常に独特な質感を持ち、男のロマンを示している」と語った。
この光景は、多くの豪華なロケ地を見てきたジャッキーをも驚かせた。ジャッキーは、「首鋼の大きさをどう形容するべきだろうか。大げさに言えば、首鋼は香港の香港島を上回るスケールだ。しかも迫力満点の鉄の建築物が多くあり、実に雄大な光景だ。ロケ地内に事務所や撮影所を建設してみたい」と語った。ロケ地の鉄の林のような建築物は、ジャッキーのアクションに多くのインスピレーションを与えた。「平地で戦っても面白くない。ここは高低差があり、その中を行き来しながら戦えば面白い。さまざまな光のシルエットも映り栄えがいい」。