ロシア国家映画芸術委員会のIlya Popov主任委員がロシアを代表するアニメ「Kikoriki」を引っさげて中国のテレビに出演し、ロシア特有のアニメ文化を紹介したのは2011年。その後、同アニメは中国でも好評を博し、ロシアと中国のアニメ界の関係者は、同分野での両国の提携には明るい未来があると感じるようになった。新華網が報じた。
それから3年、Ilya Popov主任委員は、ロシアの文化界や商業界のエリート35人からなる代表団と共に、浙江省杭州市で28日から開催されている第10回中国国際アニメフェスティバルに参加した。ロシアがアジアで開催されるアニメフェスティバルに参加するのはこれが初めてで、Ilya Popov主任委員は、「とても光栄でうれしい」と語った。
同フェスティバルの関係者である董悦氏は取材に対して、「05年から開催が始まった同フェスティバルは、この10年の間にグローバル化が進み、世界的なフェスティバルとなっている。始めは約10の国や地域が参加し、数十万人が来場する程度だったが、今では米国や日本、フランス、ロシアを含む74の国や地域のアニメ企業、機構、代表が出展、参加するようになった」と強調した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月29日