中国メディアが注目!世界を変えた日本の発明 (6)
■CD
ソニーは1976年に初めて光ファイバーデジタルオーディオディスクを発表した。その後、1978年に150分録音できるレーザーディスクを打ち出した。1979年、ソニーとフィリップスはフィリップスが開発したプロトタイプのコンパクトディスク(CD)を合同で改良・デザインし、新しいレーザーディスク兼デジタルデータレコーダーのコンパクトディスク(CD)を開発した。CDは1982年に正式に発売された。同年、ソニーは世界で初めてのCDプレイヤーを発売した。CDは基本的に何度でも繰り返し聴けるが、ビデオテープやレコードは毎回流すたびに消耗され、音が劣化する。レコードは1面30分だが、CDは80分聴けるため、一曲のクラシック音楽が分断されずに一気にエンディングまで聴くことができる。CDプレイヤーはリピートの設定ができ、一曲目やアルバムを何度でも繰り返し聴くことができる。しかも、レコードのように30分ごとに裏返さなくてもいい。またCDプレイヤーは曲順に音楽を聴くことも、どれか一つの曲をセレクトして聴くこともできるし、テープのようにひっくり返さなくてもいい。いつの頃からか、CDは雑音のない美しい音が再生されるデジタル新時代の象徴となった。そしてその頃からデジタルは永遠の象徴となった。