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ソニーが発表した初のデジタルカメラ、マピカ(Mavica)& |
■デジタルカメラ
ソニーは1981年、世界初のデジタルカメラ「マピカ」(光を電気信号に変換して磁気ディスクに記録する電子スチルビデオカメラ)を発表した。その後1988年、フジフィルムが世界で初めて画像記録をデジタル化した16MBメモリーのフルデジタルカメラ「DS‐1P」を発売した。以前の銀塩写真フィルムは、1本最大38枚しか撮影できず、フィルムを現像するのも費用が発生した。そのため、毎回カメラのファインダーをしっかりと覗いて、非常に注意深く撮影をしなければならなかった。しかし、デジタルカメラの時代が到来すると、基本的に枚数の限度が取り払われ、フィルムを現像する手間や費用も必要なくなった。その気安さから、毎回の食事の記録や、会う人ごとに写真を撮りまくるようになった。とにかく、まずは撮って、そこから考えるというように人生のすべてを記録することになった。しかし、撮影したものをパソコンのハードディスクに保存するものの、再び見返すことはほとんどない。操作性が簡単なので、現在ではほとんどの親や祖父母の世代までもが写真を撮るようになった。
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