新華社評論「国恥を忘れず、平和を尊ぶ」
30万人の同胞が犠牲になった南京大虐殺から13日で75年を迎える。キャンドル慰霊祭、鎮魂式典、平和法要、国際平和集会など南京市で行われる多くの記念行事には、犠牲者への哀悼の意と世界平和への真摯な願いが現れている。新華社のウェブサイト「新華網」が12日伝えた。
75年前の12月13日、中国侵略旧日本軍は南京を占領した。その後1カ月以上の間、無抵抗な一般市民や武器を放棄した中国兵士ら計30万人以上が血なまぐさい虐殺に遭い、想像を絶する南京大虐殺が発生した。中国国民に忘れ得ぬ痛みを残し、日本の侵略者の破廉恥な罪業は、歴史に永遠に刻まれた。
75年後の今日、中国が世界の東方に歴然と立ちはだかる現在も、南京大虐殺遭難同胞を追悼することは、国民に歴史を忘れず、奮闘に捧げることに目覚めてもらうためだ。
中華民族の偉大な復興の実現は、過去1世紀にわたる中華民族の共通の信念と奮闘の目標だ。「遅れを取れば痛い目に遭う。発展こそ自らを強くする」。これは中国国民が悲痛な歴史から得た深い教訓だ。中国共産党の指導の下で社会主義現代化の推進を加速し、中華民族の偉大な復興を実現してこそ、中華民族はさらに尊厳を持って世界の民族の林に立つことができる。
国交正常化40周年の今年、日本政府による釣魚島(日本名・尖閣諸島)「国有化」騒動は、歴史的に日本の軍国主義に傷つけられた中国国民を憤慨させた。日本の手法は世界の反ファシズム戦争勝利の成果を公然と否定し、戦後の国際秩序に対する直接的挑戦だ。注意すべきは、日本国内の右翼勢力の侵略の事実を否定する言動と手法が日増しに傲慢になっていることであり、警戒を保つ必要がある。
現代の世界は平和を欲し、戦争は求めない。協力を求め、対抗は欲しない。恒久平和と共同繁栄に基づく調和の取れた世界の実現は、各国国民の共通の願いだ。中国は一貫して平和発展の道を堅持しており、隣国を善とみなし、隣国をパートナーと見なす外交方針を堅持している。平和の安定、互恵協力の周辺環境を作り出すことに尽力している。
歴史を忘れず、未来に向かう。歴史を鑑とし、平和を尊ぶ。中国国民は、各国の国民と手を携え、人類の平和・発展という崇高な事業のためにたゆまず努力したいと願っている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年12月14日
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