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日本大使館が「おもてなし」を紹介 「倍返し」と流行語大賞を争う可能性

日本大使館広報文化センター主任の三上正裕公使が「おもてなし」を紹介した。

 「おもてなし」が『半沢直樹』の明言「倍返し」と共に、日本の今年の流行語大賞候補に挙がっている。日本大使館広報文化センター主任の三上正裕公使は「日本文化紹介イベント-おもてなしの心-」で、このように述べた。

 同イベントは16日、大使館の広報文化センターで開催。全日空(ANA)の客室乗務員が日本のおもてなしの文化について、中日の参加者にレクチャーとデモンストレーションを行った。

 三上公使の紹介によると、今年9月に東京は2020年夏季五輪の招致に成功したが、招致競争は非常に激しいものだった。国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定的役割を果たしたのが日仏混血の女性キャスター、滝川クリステル氏のスピーチだ。スピーチで強調したキーワードの1つが「おもてなしの心」だ。「おもてなし」は『半沢直樹』の明言「倍返し」と共に、日本の今年の流行語大賞候補にも挙がっている。

 ANAの陳紅霞氏がレクチャーを担当し、客室乗務員と共に笑顔、立つ時の姿、歩く時の姿、しゃがむ時の姿、物を手渡す時の仕草、方向を指し示す時の仕草など、日本社会と日本の航空会社のおもてなしの文化についてデモンストレーションも行った。陳氏は人民網の取材に「今回のイベントを通じて、日本文化と日本の接客マナーについて知っていただけたらと思う」と表明。中日の航空会社のサービスについては「文化的違いから中日間では航空会社のサービスにも違いがある。例えば中国の乗客は便利さとスピードをより求めるのに対して、日本の乗客はサービスの質を優劣の基準とする。このため客室乗務員は顧客の実際のニーズに応じて適切なサービスを提供する必要がある」と分析した。

 三上氏はイベントで「日本を訪れたことのある外国人観光客はみな、日本のおもてなしを身をもって感じたと信じている。中国も『おもてなしの心』を重視している。『おもてなしの心』は中日間で形式が多少異なるが、おもてなしは外に表れる動作や形式だけではなく、豊かな精神性がより大切だ」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年11月17日

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