キム・ヨナ |
ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子の優勝候補として、浅田真央とキム・ヨナはこれまでずっとメディアに騒がれ、追い回され続けてきた。リンク内の試合内容だけでなく、リンク外の広告の話題からゴシップ記事にいたるまで、すべてが人々の注目する話題となった。
実際、2人がスケートリンクで始めて遭遇したその日から、浅田真央とキム・ヨナの名前は常に並べられて語られてきた。どちらが真の氷上の女王なのか?という「一生のライバル」論争はいまだに途絶えることはない。
あるメディアは、「2人は共に1990年9月生まれで、身長もほぼ同じ、同様に美しい顔立ちを持ち、現在のフィギュアスケート界を代表するトップスケーター。あまりにも似たところが多すぎる」と報じた。それぞれ世界選手権で優勝し、北米で長期間トレーニングを積み、同様に毎回相手を下した末に優勝を飾っている。唯一異なるのは、バンクーバー五輪で、表彰台のトップに立ったのはキム・ヨナであり、浅田真央はその際に2位だったということだけだ。
4年後、2人は再び歴史の舞台の中央に立っている。二人に関する報道がヒートアップするのも当然のことだ。
数日前に、米国CNNの公式サイトでも「キム・ヨナと浅田真央によるソチを舞台にした最後の世紀の戦い」と題した記事がアップされた。記事の内容は、少女時代から始まってずっとライバル関係だった二人が同時にソチ五輪後に現役引退の可能性を示唆していることで、今回の戦いは「より重要な意味を持つ」と指摘している。