2月14日はバレンタインデー。実は、中国では、織姫と彦星が年に1度の再開を果たす七夕のほか、春節(旧正月)シーズンの締めくくりとされる「元宵節」(げんしょうせつ、旧暦1月15日)も「中国版バレンタインデー」とされている。若いカップルにとって、これらの日はロマンチックな1日となるのだ。おもしろいことに、今年はちょうど2月14日に「元宵節」を迎え、西洋版バレンタインデーと重なっている。天文専門家によると、これは19年に1度の現象という。
毎年2月14日、西洋のカップルは、花やチョコレートを交換し、お互いの愛を確認する。一方、中国版バレンタインの元宵節は、新年最初の満月の夜となり、色とりどりのランタンが街を飾る。カップルが一緒に月を見たりしてデートする絶好の機会となるのだ。
広東省広州市の五羊天象館の李建基・常務理事は「西洋のバレンタインは毎年新暦の2月14日。一方、中国の元宵節は旧暦の1月15日で、新暦においては毎年日が異なる。これまでに、新暦における最も早い元宵節は2月4日(1966年)で、3月6日(1985年)が最も遅い。この2つのイベントが重なるのはまれで、約19年に1度のこと。先回は1995年で、次回は2033年だ」と語る。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年2月11日