2014年2月13日  
 

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安倍が火をつけた日本の「メディア内戦」

 2014年02月12日09:11
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 安倍の右傾姿勢によって日本の右傾の声が水面に浮上している。NHK会長、NHK経営委員は慰安婦、南京大虐殺、右翼勢力に関して、しきりに誤ったメッセージを発している。これと同時に、朝日新聞など日本の主流メディアは安倍の右傾言動を追及し、猛烈に叩いている。安倍は、安倍政権打倒を社是としているとして、朝日新聞を直接批判した。つまり日本メディアは両陣営に分かれている。右傾傾向があり、安倍支持に傾いている陣営と、比較的理性的で安倍批判に傾いている陣営だ。靖国参拝など安倍の過激な行動は日本社会全体に刺激効果をもたらし、両陣営間の「メディア内戦」が激化している。(文:趙新利・チャハル学会研究員、中国伝媒大学講師。環球網掲載)

 日本メディアは比較的独立しており、各々立場や見解が全く異なり、多元的様相を呈している。だが安倍の過激な行動に刺激される形で、日本メディアは次第に2つの陣営に分裂してきてもいる。1つはNHK会長に代表される「安倍支持」陣営で、産経新聞など右寄りのメディアも含まれる。もう1つは朝日新聞に代表される「安倍打倒」陣営だ。

 最近、慰安婦問題に関するNHK会長の発言が物議を醸した。また、百田尚樹NHK経営委員が南京大虐殺を否認して、日本国内と国際社会から注視された。両氏の発言の余波が収まらぬうちに、別の経営委員、長谷川三千子氏の日本右翼に対する礼賛が世論の批判を招いた。

 長谷川氏に礼賛された日本右翼は野村秋介といい、日本右翼組織「大悲会」の会長だった。1992年の選挙活動中、野村は朝日新聞社発行の『週刊朝日』の掲載内容を自らに対する風刺と捉え、1993年10月20日に朝日新聞本社で朝日新聞社長に謝罪を要求した後、「天皇陛下万歳」を3回叫んで拳銃自殺した。

 長谷川氏は礼賛の文章で、野村秋介は神に命を捧げる時、天皇陛下と叫び、天皇陛下を再び現御神にしたと指摘し、朝日新聞を批判した。

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コメント

最新コメント

宮田聡美   2014-02-12183.1.244.*
私には只の「時代錯誤の極右オヤジ」でしかない田母神氏が先日の東京と知事選で60万票も獲得したそうで、ようやく若年層を中心とした日本の右傾化に愕然とした人もおられるそうです。何でも「普通の若者」や「どこにでいる主婦」でも応援しているそうで、極端民族主義が一般市民層にまで浸透しているとか。正にナチスドイツのファシズムを彷彿とさせます。ただ「普通」という表現は実に曖昧です。街で見かける「普通の人」というのは、あくまでその外見と表面的な振る舞いから「特別異常は見られない」というだけであって、その心理や思想、道徳観までもを判断したものではありません。実際、日本で起きる凶悪事件の大部分は「普通の人が」によるものです。つまり、田母神候補に投票した60万人というのは、外見上は「普通」かも知れませんが、心理、思想、道徳観においては、全然普通ではないと、私は思います。ただ、どのように隠しても内面は外見に現れるものです。写真で見る限り、田母神氏にせよ、その周囲で応援している人にせよ、表情は暗いし、特に目つきなどは十分おかしいです。非常に歪んだ心理と深い憎悪を秘めた顔です。あのような顔つきの人には、私は先ず第一印象で好意をもたないし、避けるでしょう。
宮田聡美   2014-02-12113.96.158.*
私は崩壊した家庭で育ったおかげで、すっかりひねくれ者に育ったのですが、日本のような国では、それがかえってよかったのかも、とつくづく思う今日この頃です。「永遠のゼロ」とかいう映画に感動した人たちというのは、「偽ベートーベン」にも感動してしまった人たちなんでしょね。こういう人たちは投資詐欺に何度も引っかかる人と同じで、本質は「楽して得したい」人たちなのです。苦労も努力もせずに「日本人(=自分)はスゴイ!」と「誇り」を感じたいのです。私は痛みに敏感なヤクザ者なので、特攻隊の人たちを見ても、彼らの死への恐怖や不条理絵の怒り、家族と永遠に別れる悲しさ、絶望しか感じません。感動などできないのです。なので安易に感動する人たちには、「そんなに感動したのなら、さっそく見習って在日米軍にでも特攻すればいかが。私はあん死に方は本当にイヤだから、卑怯者呼ばわりさようと、売国奴と罵られようと、戦争にならないよう努力しますけれど」です。