中露が二大合同軍事演習、日本メディアが注目 (2)
■中国の7艦艇は多くが今世紀就役
中国からはミサイル駆逐艦「瀋陽」「石家庄」「武漢」「蘭州」、ミサイル護衛艦「塩城」「煙台」、総合補給艦「洪沢湖」、新型艦載ヘリ3機、特殊戦闘1個分隊が参加する。これら7隻の艦艇は総合補給艦以外はいずれも最新型艦艇で、最も古い「武漢」でも2004年就役であり、ロシア側艦艇を多くの性能で上回っている。
「蘭州」は中国海軍最先端の駆逐艦の1つで、多機能アクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーや垂直発射式中距離対空ミサイルシステムを初搭載し、外部から「中華イージス」と呼ばれている。「塩城」「煙台」は国産トップレベルの054A型ミサイル護衛艦で、最大の特徴は対空ミサイル用の垂直発射システムだ。