2014年1月7日  
 

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良識と公理に対する公然たる挑戦 (2)

――安倍晋三の靖国神社参拝の悪辣な性質を論じる(2)

 2014年01月07日15:18
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 靖国神社内の陳列室「遊就館」は侵略戦争を公然と美化し、いわゆる「靖国史観」を喧伝し、日本が太平洋戦争を発動したのは欧米による植民地支配からアジアを解放するためであり、日本は「ハル・ノート」を突きつけられて民族の生存のために真珠湾奇襲を余儀なくされたのだと公然と主張し、東京裁判は連合国が対日報復のために行った不法な裁判だと妄言を吐いてすらいる。安倍は再登板後間もなく、東京裁判について「日本人自身が行ったものではなく、連合国という勝者の側による断罪だったと言うべきだ」との奇怪な話をぶち上げた。今や安倍は全く遠慮なく、靖国神社を堂々と参拝したことで、東京裁判を否定し、世界反ファシズム戦争の成果と第2次大戦後の国際秩序を否定する邪悪な魂胆を一段と露呈した。村山富市元首相が少し前に人民日報への寄稿で指摘したように「日本はポツダム宣言、カイロ宣言および東京裁判の判決を受け入れることで、初めて国際社会に復帰できた。A級戦犯が合祀されている靖国神社に首相や閣僚が参拝することは受け入れた国際条約を否定することになる」のだ。

 国際法の基本原則を守ることは国際社会のメンバーとして基本的な義務である。安倍の亡霊参拝は戦後日本が国際世論の了解を求め、国際社会に復帰した政治的な基礎を破壊した。これは歴史を逆行させるものであり、それがもたらす一切の責任は自らが負うほかにない。

 安倍の行為は、世界反ファシズム戦争の成果を断固として守ることが、第2次大戦終結から60年余りになる今日もなお現実的な任務であることを、世界の人々にこれ以上はないほど明白に認識させた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年1月7日

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